12月30日
iOS 版 SDK を更新し、SDL, SDL_image, SDL_mixer, SDL_ttf, ONScripter のプロジェクトを一つのワークスペースで管理するようにして、一度のビルドでアプリを作成できるようにしました。
iOS 版 SDK を更新し、SDL, SDL_image, SDL_mixer, SDL_ttf, ONScripter のプロジェクトを一つのワークスペースで管理するようにして、一度のビルドでアプリを作成できるようにしました。
ファイル名は変わっていませんが、iOS 版 SDK onscripter_ios_Xcode9.1.tar.gz を更新しました。iOS ネイティブの動画再生方法を、MPMoviePlayerViewController から AVPlayerViewController と AVPlayer の組み合わせに変更しました。ただし、iOS ネイティブの動画再生では MPEG1 がサポートされていないため、これが使われることはほぼないと思います。ちなみに、iOS 版の ONScripter では、MPEG1 の動画は SMPEG を利用して再生します。
以前に手元の iPad Air 2 を iOS 11 にアップデートしたところ、インストール済みの ONScripter が起動時に終了するようになったため、ONScripter をビルドし直すことにしました。まず、Mac の OS を macOS 10.13 High Sierra にアップデートし、また、Xcode を 9.1 にアップデートしました。しかし、ONScripter をビルドすると、最後に以下のエラーメッセージが出ます。
/usr/bin/codesign failed with exit code 1
iOS Provisioning Profile が期限切れになっていたので Apple Developer で更新し、また、キーチェーンアクセスで「キーチェーン"ログイン"のパスワードを変更」を実行したところ、ビルドできるようになりました。
バグ報告「iOS版が起動直後に終了してしまう」を元に、HAVE_CONTENTSを定義してアプリにゲームデータを内蔵した場合に、ゲームデータのファイルが /Library/Caches/ONS 以下に正しくコピーされないバグを修正しました。コピー先のディレクトリ /Library/Caches/ONS が存在しないときに NSFileManager の copyItemAtPath でファイルをコピーしようとして失敗していたことが原因でした。onscripter_ios_Xcode8.0.tar.gz で、ファイルをコピーするときにプログレスバーを表示するように変更した際に発生したバグでした。iOS 版 SDKを更新しました。
onscripter_ios_Xcode9.1.tar.gz と onscripter-20170814.tar.gz の組み合わせで、iPad Air 2 (iOS 11.1) と iPhone X シミュレータ (iOS 11.1)で動作することを確認しました。
Android アプリで、メニューの「フォントの輪郭の表示・非表示の切り替え」が正しく機能していなかったため修正しました。表示・非表示の切り替えは次回起動時に反映されます。Android 版 SDKが更新されています。
ひさびさに ONScripter の Android アプリをビルドしようとしたところ、Google の Android SDK の仕様が変更されており今までの方法ではビルドできなくなっていたためAndroid 版 SDKを更新し、Windows でのアプリの作成方法とLinux でのアプリの作成方法を修正しました。現時点で、Windows 10 x64 および Linux x86_64 (Debian/Jessie) においてデバッグ版とリリース版のアプリが作成できることを確認しています。
Android で書き込み用にファイルを開く際の処理を微修正しました。